デスクトップPC自作 メモリ「Crucial ネイティブ3200MHz 16GB×2」を選択

下記記事に続いて、デスクトップPC自作のパーツ選び、今回はメモリ選定です。

デスクトップPC自作 CPU検討 ~Intelか、AMDか~
Windows7 のサポート終了を契機に、8年ぶりにデスクトップPCの自作をしようと思っています。 今回はパソコンの計算能力を左右する要のパーツ、CPUについて調べたことをまとめてみます。

私は恥ずかしながらメーカー別の製品比較や各製品の詳しい紹介をする程の知識は持ち合わせていません。
ですので、Ryzen 7 3700X(もしくはRyzen 5 3600)で新規にPCを組むために、私がどのような考えでメモリを選んだか、という内容に絞ってその際に調べた情報をまとめたいと思います。

結論 「Crucial 32GB Kit (2 x 16GB) DDR4-3200 UDIMM(CT2K16G4DFD832A)」を選択

結論としては下記リンクのメモリを選びました。

Crucial 32GB Kit (2 x 16GB) DDR4-3200 UDIMM | CT2K16G4DFD832A | Crucial Japan
Crucial 32GB Kit (2 x 16GB) DDR4-3200 UDIMM CT2K16G4DFD832A 100%互換性が保証されています。

◎メーカーはCrucial。世界最大級のメモリメーカーMicronのブランドの1つです。メモリやSSDではメジャーで安心感がある印象です。
◎容量は16GB×2枚組で32GB。16GBか32GBで迷いましたが、欲張りました。
◎速度はネイティブで3200MHzの比較的高速なメモリです。今回の選択のポイントです。
◎安心の永久保証。相性問題等は対象外と思いますが、メモリ自体の故障であれば保証してくれます。(詳細はこちら
◎デュアルランクです。(1枚16GBのメモリでシングルランクはあまり見当たりませんでした。)
◎ヒートシンクは付いていません。

PCメモリの価格情勢

最近PC用のメモリ価格が大幅に下がってきており、買い時と思われます。

秋葉原レポート・グラフ
秋葉原PCパーツショップ価格調査

上記サイトを参照させて頂いたのですが、メモリ価格は2016~2017年頃に底を打った後に急騰し2018年始めをピークにまた急落しているようです。
例えば16GB×2枚最安値の推移を見ると、一度18000円を割った後、40000円以上まで高騰し、今は15000円付近と過去最安値まで下がってきています。

引き続き下がる可能性もありますが、昨今話題の「韓国のホワイト国除外」の影響などで反転する可能性もあると思うので、私は他のパーツに先行して購入してしまうことにしました。

私のメモリ選定方針

メモリ容量 ~欲張って16GB×2枚に~

まず最初にメモリ容量は16GB×2枚の32GBと決めました。

私が現在使っているPCは4GB×2枚で8GBのメモリを積んでいます。
深刻に困るほどではないですが、結構フルで使っていることが多く、8GBでは若干不足を感じていました。
最近ブラウザがメモリを食うようになったこと、色々なソフトを常時立ち上げていること、加えてPhotoshopやLightroomといったメモリ使用量の多い画像処理ソフトを使うようになったためです。

メモリの増強は必須ということで16GBか、32GBかで迷いました。
16GBでも足りるような気がしたのですが、欲張って32GBを選択しました。
その理由は下記の3つです。

①今、メモリが安い。
 今は32GBが1万円台で買えます。1~2年前ならたぶん16GBで我慢したでしょう。

②Windows10はWindows7よりメモリを食いやすい、らしい。
 今、Windows7で8GBで不足を感じるので、Windows10で画像処理や動画処理、VRなどもやろうとなると16GBでも不足を感じるかもと思いました。

③8GB×2枚を買った後で32GBに増やす場合に、2枚挿し前提だと、先に買った8GB×2枚が無駄になる。
 8GB×2枚を買い足して、4枚挿しにする手もありますが、安定感や速度の面では2枚がオススメのようなので。(4枚挿しだと3200MHz動作できないらしい。)
 また、買い足しの可能性を考えて最初に16GB1枚だけを買った場合、デュアルチャンネルで動作できずメモリの速度が半減してしまうため、これはもっとありえないでしょう。

というわけで多少オーバースペックかもしれませんが、16GB×2枚の32GBの容量を選択しました。

規格・速度 ~比較的高速な3200MHzを選択~

RyzenでデスクトップPCを組む前提なので、必然的にDDR4、DIMM 288pinという規格になりますが、速度については選択肢があります。
Ryzenではメモリの速度がCPUのパフォーマンスに影響するようなので、比較的高速なメモリを選択することにしました。

速度を示す数値は2つあってややこしいのですが、今回選択した製品だとスペックシート上のDDR4-3200(PC4-25600)の3200と25600という数字が速度を表しています。

3200というのは1秒間に何回データ転送を行うかを示す、クロック周波数で単位はMHzです。
25600というのは最大データ転送速度を示しており、この場合2.56GB/sです。
ちなみにこの数値は2枚挿しでデュアルチャンネルで使用した場合の速度なので、1枚挿しの場合は半分の速度になります。
2種類の数値があるとややこしいので、ここではクロック周波数の方を使います。

同じDDR4規格のメモリでも速度は色々で、現在標準的なのは2400MHzとか2666MHzだと思います。
一方で、高速なものだと4000MHz以上というものもあります。

RyzenはCPUの構造上メモリの速度がCPUのパフォーマンスに影響しやすいと言われています。
実際にベンチマークでは有意な差が出るようです。
そのため、Ryzenの潜在能力を十分引き出すためにはメモリの速度も気にすると良いと思います。
実使用でどれほど実感できるかは分かりませんが、折角良いCPUを買うならこだわりたいですよね。

ただし、あまり高速過ぎるものは扱いが難しく玄人向けのようで、現状は3200MHz辺りが良いのではないかと思います。私も素人レベルなので3200MHzを選択しました。

SPD・XMP ~ネイティブ3200MHzが選択の決め手~

同じ3200MHzのスペックのメモリでも、デフォルトの速度が遅く設定されている製品があります。
スペックシートのSPD Speedという数値が3200MHzではなく例えば2133MHzのような低い数値になっている製品がそれに当たります。
このような製品はBIOS上でXMP機能を使うことで3200MHzの速度を出すことが出来ます。
XMP機能とはオーバークロックのセッティングがあらかじめメモリ内部に記録されていて、その設定を読み込むことで容易にオーバークロックできる機能です。
電圧も通常の1.2Vではなく1.35Vなど少し高い電圧で動作するような設定になっていると思います。
オーバークロックと言ってもメーカーが保証するセッティングなのでリスクは小さいと思いますが。

3200MHzの速度のメモリはSPD速度は低い製品が多かったのですが、今回私が選択した「Crucial 32GB Kit (2 x 16GB) DDR4-3200 UDIMM」はSPD速度が3200MHz、即ちネイティブで3200MHz動作します。
オーバークロックせず、通常の1.2Vの電圧で3200MHz動作するので、より安心感があります。

尚、現状は第3世代Ryzenとx570の組み合わせ以外ではネイティブ3200MHzのメモリは動作保証外で、動かない場合もあるようなので注意して下さい。

シングルランクかデュアルランクか ~デュアルランクでも問題なさそう~

詳細は上手く説明する自信がないので省きますが、メモリにはシングルランクとデュアルランクという種類が存在します。

第2世代Ryzenでは、デュアルランクのメモリの2枚挿しだと、シングルランクのメモリの2枚挿しに比べて速度に制限がかかるということがあったようです。

現状、1枚16GBのメモリはデュアルランクしか見当たらず、最初はそれを理由に8GB×2枚で妥協することも考えました。
しかし、第3世代Ryzenでは2枚挿しであれば、デュアルランクでも問題ないという記事を見つけました。4枚挿しだと差が出るようです。

北森瓦版 - “Matisse”―Ryzen 3000 series CPUにおけるメモリ周波数の挙動
北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)

あまり情報が探せず確信は持てませんが、この記事を信じてデュアルランクのメモリを選択することにしました。

外観・ヒートシンク有無 ~外観はこだわりなし~

私が選択したメモリはヒートシンクが付いておらず、見慣れたメモリの外観です。

最近はヒートシンクが付いていたり、それがかっこいいデザインになっていたり、はたまたLEDが付いて光ったりする製品があります。

私は静音性を重視したいので、ガラスパネルのPCケースを使う予定はなくパーツの外観にはあまりこだわりがありません。
また、ヒートシンクについてはメモリの耐久性に影響があるかもしれませんが、メーカーが無くても良いと判断しているということだと思うので、無くても気になりません。
永久保証も付いていますしね。

ということで、無骨ないかにもメモリな外観で問題無しです。

メーカー ~こだわりはないが、信頼性のあるメーカーを~

メーカーについても特別なこだわりはありませんでした。
ネット上の評判から信頼性のありそうな、SanMax、Silicon Power、G.Skill、Century Micro、Crucial、CFD、Corsair辺りから良さそうなものを探しました。

今回はネイティブ3200MHzで、価格も比較的安い製品を探したらそれがCrucial製品でした。
ちなみにCFDからもほぼ同仕様のメモリが出ていますが、価格が安かったのとメーカーの評判を調べるとCrucialが優勢のように感じたのでCrucialを選択しました。

まとめ

上記のような考えで、Crucialのネイティブ3200MHzメモリ16GB×2枚(Crucial 32GB Kit (2 x 16GB) DDR4-3200 UDIMM)を選択しました。
メモリ選択の一例なのであまり参考にならないかもしれませんが、これから第3世代RyzenでPCを組もうと思っている方は選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、他のパーツを全然選べていないのですが、最安値のショップで取り寄せとなっており時間が掛かりそうだったので、とりあえずメモリだけ注文してしまいました。
1パーツ注文したら早く組みたくなってきたので、他のパーツについても情報収集を加速していきたいと思います。

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